【それでも私はカプセルホテルに泊まる】

本日は東京でセミナー参加のため東京へ。

さっそく飛行機は1時間以上の遅延もなんのその。

イレギュラーお構いなく、淡々とお仕事を進める。

前回、都内のカプセルホテルに泊まった時のこと。

サウナで整い素晴らしい気分で脱衣場の棚を見ると、あるはずのものがない。

自分が脱いだ館内着と下着、スキンケア用品、歯磨き粉がまるごと、ない!

他の方が間違って着たのかと思いきや、自分が置いた棚1列ぜーんぶ、ない!

ここまでキレイに無くなると、笑えてくる。

全裸で考える。

これは間違いというより、そちらの趣味のある方の犯行としか思えない。

館内着や下着はわかるが、スキンケア用品は必要なのか?

本物の変態は下着を盗んだら、着用して一体化をすることが極意と言うが、極意の極意はスキンケアもしてお肌も整えつつ一体化するのか。

フィニッシュは歯磨き粉で歯を磨いて究極体になるのだろうか。

全裸で続ける。 

しかしながら、無くなってしまったのはしょうがない。

亡くなってしまった人を生き返らせることが出来ないように、盗まれたであろう館内着と下着とスキンケア用品歯磨き粉は返ってこない。

失われたことを悲しむより、今を生きることだ。

今、どう生きるかが問われているのだ。

さらに全裸で続ける。

時が来た、まさに今この瞬間に真価が問われているのだ。

今こそ見せつけろ!

下半身ではなく、裸一貫青山幸太の生き様を。

縮こまってしまいそうな下半身ではなく、自分自身を奮い立たせ、服を着ている人が服を纏うことが間違ってのではないと思わせる程の凛とした姿勢で2階に進み、叫ぶ。

「スタッフーーーッ、スタッフーーーッ」

「館内着モロモロ無くなりました。代わりに館内着をいただけませんか」

全裸ではあるが、紳士的な振る舞いに男性スタッフーは親切に対応してくれた。

「ありがとうございます」

全裸で男性スタッフーに一礼する。

裸になってわかる、服の重要性とスタッフーの優しさ。

さて、本日もカプセルホテルに泊まる。

何があっても恐れることはない。

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