【ケガは財産】

治療していて絶対に大事にしたい
感覚がある。

「なんか、違うな」

腕の状態をチェックして、
治療をする。

すると直感的に出てきた。

治療後痛みは軽減するが、
これは自分の手におえる
範疇ではない予感がするとき
決まって出てくるこの感覚。

翌日、病院へ。

見事にヒビが入っており、
固定して帰ってきた。

ケガはしなきゃしない方がいいが
ケガをして学ぶことは沢山ある。

私も高校の時アキレス腱を断裂したときは
なんて不幸なんだと嘆いていたが、
今となってはそのお陰で入院一週間
１人静かな時間を過ごすことができた。

入院の間、
テレビもゲームも飽きてしまい
やることがなくなると、
自分のことを考え始める。

足は治るのかどうか。
部活へ復帰はいつなのか。
そして、
今までの自分を見つめ直し、
これからの自分の人生のこと考えた。

今思うと、
１人静かな時間の大切さに
ずいぶん前から気づいて
いたのかもしれない。

当たり前の生活が
当たり前じゃなくなり、
そこから復活したとき
心から感謝をする。

時に不自由さも必要なのかも
しれないね。

ヒビが入っていても出来ることは
沢山ある。

腕が動かないのなら、
声を出せ。

長男の成長と強い骨が出来ることを
祈る。

学びのチャンスに感謝だね。

さて、
来週は盛岡シティマラソンのフル。

7年前に決めたツラいことから
逃げないと決めた覚悟を確かめる日。

走るのは大嫌いでも、
走りきれるということ。

出来ないのではなく、
やらないだけ。

そして、
意味があるかどうかは
やり続けることで見えてんくる。

考えるのはただ一つ、
美味しいビールを飲むことだね。

今週もいい仕事をしよう。