月の始めはお礼参りから。
先月も快調に仕事をさせて
いただいた事と、
課題を解決する事で見えてきた
新たな試練に感謝。
人間関係において出会いと別れ
はつきもの。
来る者拒まず、去る者追わず
の精神だったが
最近は来る者を拒むことがある。
理由は
お互いの時間を大切にするため。
自分にとって必要のないものに
必要であると説明してもらうのは
自分の時間が奪われるだけでなく、
相手の時間も奪ってしまうことになる。
他に必要としている人がいるとすれば
そちらに時間を使った方が相手も喜ぶし、
提供する側もやりがいを感じる。
大切なのは時間は限られており、
その限られた時間の中で何を優先するか。
近頃は営業の電話対応として
「話の内容を覚えられない病気なので、
メールで送っていただけると助かります」
と対応している。
8割がたこれで終了する。
しかし、
中には食い下がる営業の方もいる。
そんな方には
「大変申し訳ありません。
話の内容を覚えられない病気なので、
メールで送っていただけると助かります
なにとぞよろしくお願いいたします」
と対応している。
時間の無駄遣いは
お互いのためにならない。
メールを送ってくることは
100％ない。
それでもこの仕事をすることで
家族を養い生活している人もいる。
相手の仕事へのリスペクトは忘れず、
話の内容を覚えられない病気について
切々と話す。
もちろん、
そんな病気は存在しない。
いかにもそれらしく
魂をこめて演じる。
電話越しに話の内容が覚えられない
であろう、表情もする。
声もどこか自信のないトーン。
撮影されているかのような
身振り手振り。
やるからには徹底的にやる。
この伝わらないような細かい所作を
くわえることで、相手はよりリアルに
感じていることだろう。
神は細部に宿る。
演じる日々は続く。
ちなみに、
長女は大好きなたこ焼きを目の前に
置き、勉強をしている。
青「それ集中できるの？」
娘『うん、できないよー』
時間の無駄遣いはやっぱり良くない。
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